Running Writer

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“走る”フリーライター・三河の、ランニングブログです。日々のトレーニングやレースレポートなどを、ランニングを楽しむための情報を中心に発信中。仕事や家族などその他の情報は、別ブログ『いいでしょ?僕の人生』で綴っています。


某Webメディアからのご依頼で、先日「ツール・ド・東北2015」へ取材出走してきました。舞台は宮城県の三陸地方。私は気仙沼から石巻まで95km走る『気仙沼ワンウェイフォンフォ』に参加。詳しくはメディアで書かせていただきますが、 見て、触れて、感じたことを少しブログでも綴っておきます。

■新幹線で気仙沼へ
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東京の自宅から気仙沼までは、車なら約7時間半。しかし今回は、新幹線を利用しました。自転車は事前配送も可能でしたが、受け取りの手間や費用を考えて輪行。各車両の一番後部の座席なら、座席裏に自転車を置いておけるスペースがあるのでおすすめです。
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一ノ関まで東北新幹線で行き、ここからはJR大船渡線に乗り換えます。運行本数が少ないので40分ほど駅での待ち時間。パソコンを広げて仕事していれば、あっという間に過ぎてしまう時間です。新幹線を降りてみると、やはり何人か輪行袋を抱えた参加者らしい人が乗っていました。
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自宅の最寄り駅を出てから約5時間半で、気仙沼駅に到着!宮城県出身ながら、気仙沼駅は初めて降り立ちました。駅前のホテルを予約していたので、まずはチェックイン。軽く運動がてら、2.5km離れた受付へ行って前日受付しました。
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そのまま地元の居酒屋へ。伺ったのは気仙沼駅から徒歩7分の『刺身亭 大ちゃん』です。
写真は「さんまの刺し身」ですが、食べたことがないという方も多いのではないでしょうか。鮮度が大切なので、都内ではめったに見られません。やはり“地の物を食べる”というのは素晴らしいですね。この他にも、まもなく時期が終わってしまう「ホヤ」や「ミョウガ」などを堪能。近くを訪れた際には、是非とも足を運んでみてください。

■いざ95kmの取材ライドへ出発!
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当日スタートは8:30。1時間前には会場へ入りましたが、すでに大勢の参加者で盛り上がっていました。天気はやや曇り空ですが、思ったより気温は高め。半袖で十分です。
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私もPRESSとして準備OK!ファンライドイベントということもあり、「ベル」「ライト」の装着が必須です。これにカメラや補給食、工具、ボトルなどを用意。仕事ではありつつも、ワクワクしてしまいます。こういう機会をいただけることに、何よりも感謝ですね。

本イベントには、同じフォンドでモデルの道端カレンさん、さらにケネディ駐日米国大使も参加。当ブログでの写真は控えますが、私はお二人のスタートを見送ってからスタートです。他フォンドでも多くの著名な方々が参加されており、ゴールではトライアスリートの白戸太朗さんも見かけました。

■投げ掛けられる「ありがとう」の言葉
実際に95kmのコースを走ってみて、何よりも印象に残ったのは『東日本大震災の爪痕』でした。都内に住んでいると、それこそ3月11日前後にならなければ、その様子をメディア等で見る機会などほとんどありません。しかし現地では、まだまだ復興作業が継続されているのです。
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海沿いでは至るところで工事が行われ、土地整備や道路新設などが見られました。コース上にはいくつか仮設住宅の入口もあり、まだまだ不便を強いられている人々がいることを痛感します。
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それでも地元の方々は、参加者に向けて笑顔で声援を送ってくれます。しかし耳を傾けると、投げ掛けられる声の多くは「ありがとう」というもの。「こちらこそ」と声を返しますが、胸に熱いものがこみ上げてきました。
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青々とした海に浮かぶ、いくつもの漁船。エイドステーションで塩をいただくと、スタッフが「この塩は、そこの海でとれたものなんですよ」と教えてくれました。その他にも、エイドステーションではいくつもの“地のもの”が振る舞われます。
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タコなどの魚介類がいっぱい入ったシーフードカレーは、まさに絶品です。三陸地方の誇るこれら特産物は、本イベントに限らず食す価値があります。コースで見られる景色、そして振る舞われる食べ物などを通じて、「この地域のことを知ってほしい」という皆さんの思いが感じられました。

■コースとエイドステーション
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坂道の多いコースは、なかなかタフでした。なんとか歩かずに完走しましたが、長い上り坂ではスピードが出ません。12〜13km/hをかろうじて維持(これ以上落ちると進めない...)しながら進みます。
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エイド直前で急坂が待ち構えていることも。つい「また坂か〜!」なんて声が出てしまいます。しかしタフだからこそ、登りきれば清々しい気分になれるもの。さらに周りには自然が溢れ、それだけで疲れた心身を癒してくれるように感じます。
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エイドステーションで、景色を見ながら一休みなんていうのも良いですね。あまり休むと、動きたくなくなってしまいそうですが...。ファンライドイベントですから、自分のペースで楽しみ、進むことが一番です。疲れていても誰もが笑顔。その笑顔のモトは、やはりコースの素晴らしさ、細やかなスタッフさんの気配り、そして地元の方々からの声援なのでしょう。
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交通ルール厳守のため、停車することもあります。そんなときは、見知らぬ人であれ会話が生まれることも少なくありません。マラソン大会もそうですが、こうした人との繋がりは大きな楽しみの1つです。
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最後は「どこまで続くの」と呟きたくなるフラットコース。少し雨に降られましたが、火照った身体にはちょうど良い感じです。視界が開けており、ここでラストスパートとばかりにスピードを上げる人も。こんなコースなら、「もっと風を切って走りたい」と思うのも頷けます。
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約6時間かけて、ゴールである石巻専修大学までを無事に走り終えました。もちろん取材・撮影はバッチリ!むしろ、写真が多くて選ぶのが大変です。
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嬉しかったのは、取材出走者にまで『完走証』をいただけたこと。取材を終えて「お疲れさまでした〜」ではない。これまでいろんなレースレポートを行っていますが、これは初めての経験でした。なんだか、今度は一般参加者として走りたくなってしまいます。
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長いようであっという間に終わった「ツール・ド・東北2015」。途中で立ち寄った『神割崎』は絶景で、つい近くにいた参加者にも「見ていった方が良いですよ!」なんて勧めてしまいました。

私は宮城県出身ですが、東京在住ということもあり、震災復興を身近に感じる機会はほとんどありません。もちろん地元の知人・家族から見聞きすることはありますが、それだけ。今回の取材は、私にとってとても貴重な時間になりました。
今回は自転車ですが、自分が“走る”ことでいろんなことを伝えられる。この仕事に誇りを感じます。だからこそイベントを通じて見たもの、感じたことをどのように文章として書くのか。責任重大ですが、近々アップされるメディア記事も楽しみにしていてください。
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