Running Writer

1236298_229359420550067_976283286_n

“走る”フリーライター・三河の、ランニングブログです。日々のトレーニングやレースレポートなどを、ランニングを楽しむための情報を中心に発信中。仕事や家族などその他の情報は、別ブログ『いいでしょ?僕の人生』で綴っています。


これまで数多くのマラソン大会に出場してきましたが、いくつか特に思い入れのあるものがあります。その中の一つが、福島県で開催されている「伊南川100kmウルトラ遠足」。5年前に一度出たきりですが、この大会を通じて多くのラン仲間に出会いました。

先日、NPO法人HASHIRUを設立し理事に就任しましたが、代表理事である水間と出会ったのは同大会。その他、みんな住んでいる場所こそ違うものの、色んな大会で再会したりSNSで交流したり、大切な仲間ばかりです。

▶関連:NPO法人設立および理事就任のお知らせ

しかしそんな「伊南川100kmウルトラ遠足」が、第10回となる今年でファイナルだという連絡を受けました。そう、もう二度とあの大会は開催されないというのです。そこで5年前と同じようにバスツアーを組み、一緒に行かないかという誘いが。もちろん、二つ返事で参加させてもらいました。
IMG_20191018_162600

なお、今回のブログではコースについて詳しく取り上げていません。紅葉をはじめとした自然風景など、同大会の魅力については過去ブログをご覧ください。今回はファイナルレースを走り終え、レポートは概要に留めつつ感じたことについて綴っておきます。

▶関連:気力のゴールで自己ベスト!伊南川100kmウルトラ遠足

■距離短縮でも楽しみ尽くした51km

大会が開催されたのは、10/19(土)。この少し前に台風19号が訪れ、各地に甚大な被害を及ぼしました。福島県でも被害があり、大会のコース上もいくつか通行止めが生じたとのこと。そのため、当日はコースに変更がありました。

通常100kmのコースが、51.4kmに短縮。前半のトレイルコース、そして後半の急坂部分がなくなりました。正直に言えば残念ですし、アップダウンが大幅に減ったので物足りなさはあります。しかし台風による被害がある中、開催していただけただけでも感謝です。実際、伊南川の水位も上がって水は濁っており、福島県をはじめ各地では多くの大会が中止を余儀なくされました。
IMG_20191020_083926

コース変更に伴い、23km地点で折り返した後は、しばらく同じ道を戻ることに。本当は写真をたくさん撮りながら、ゆっくりまったり走りたいと思っていました。しかしコース変更を受けて、頭に浮かんだのは「前半飛ばして折り返し、ペース落として全ランナーと交流したい」という気持ちでした。

そこで当日。前半は4:40/km程度を目安に走り、なんと23km地点は2位で折り返し。後半下りのためペースアップするランナーが多かったですが、私は逆に少しペースを落としました。追い抜かれても気にしません。すれ違う大勢のランナーに声を掛けたり、ハイタッチしたり。景色だけでなく、“走ること”自体を思い切り楽しませてもらいました。(騒がしかった…という方、ゴメンなさい)
IMG_20191019_094200

終盤でコースロストもあり、結果としては8位でのフィニッシュ。朝から雨予報だったのでスマホを持ちませんでしたが、景色やランナーの表情、スタッフとの会話などは、しっかり心に残りました。5年前も感じたことですが、とても温かみがあり、コースも素敵な大会です。
IMG_20191019_105328

ゴール地点では、おにぎり&豚汁が。特に豚汁が具沢山で美味しい!「なくなれば、また作れば良いんだから」という嬉しい声に甘え、3杯もいただいてしまいました。

■走るだけじゃない!2つの温泉を堪能

IMG_20191019_100331

走った後は、少し歩いて「赤岩荘」の温泉へ。速く走ったお陰で、空いているうちに入れました。地元の方もいらっしゃり、温泉で身体を癒しながら会話を楽しめたのも嬉しいポイントです。

当日はスタート前から雨、スタート直前には止みましたが、30kmを過ぎた頃に強い雨(走っている地点によって雨に降られなかった人もいたそうです…)が振りました。が、ゴールして温泉に入っていると、今度は太陽が出て暑いほどの気温に。多くのランナーは寒さ対策こそしていたものの、暑さ対策はしておらず苦戦されたようでした。

IMG_20191018_165801

温泉に入った後は、最後までゴール地点で応援!が、気温が上がったため、その場で応援しているだけでも汗をかきます。そこで宿に戻った後、徒歩圏内にあった別の「山口温泉きらら289」へ。思いがけず2つの温泉を堪能させてもらいました。同じ地域でも、泉質などまったく違うものですね。こちらはお湯がぬるっとしていて、お肌ツルツルになりそうでした。

■ファイナル大会を走り終えて

IMG_20191019_094245

大会を終えてみて、「また走りたいな」というのが正直な感想です。そこまで頻繁に出場したわけではありませんが、「もっと何回も出場すれば良かった」という気持ちも。これは南会津の自然、起伏に富んだコースはもちろん、大会を通じて“人の温かさ”を強く感じられたからかもしれません。機会を見つけて、レースに関係なくこの地を改めて訪れたいと思います。

ちなみに今回バスツアーということで、多くの仲間とご一緒させてもらいました。初めて会う方々とも、帰る頃には仲良くなれるという素晴らしさ。距離短縮によりゴール時間が早まったため、半日に渡り飲みまくったのも楽しい思い出です。
IMG_20191020_071003

大会翌日は、朝から軽く宿付近をランニング。改めて、南会津の誇る豊かな自然を味わいました。ウルトラマラソンはもちろん、トレイルも楽しそうだな…と感じたのは私だけではないはず。たとえ大会がなくなっても、仲間と旅ランしに訪れるのも良いと思います。

今回、大会には約700名ものエントリーがあったそうです。大会会場は、お世辞にもアクセス良好とは言えません。ほとんどの方は、バスや自家用車で会場入りしたはずです。宿の数も限られており、私たちも広間に雑魚寝でした(これが楽しいんですけど)。それでも大勢の方々が、この地へ走りに訪れる。これが、同大会の素晴らしさを物語っています。

マラソン大会の運営は大変です。10年続けるうえでは、さまざまな苦労があったことでしょう。特に今回は台風の影響を受けながら、開催すべきか否かも悩まれたはず。最後に感謝の気持ちを込め、「伊南川100kmウルトラ遠足」について綴る最後のブログの〆にさせてください。

ありがとうございました、また行きます!!!
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック